日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄ファン　MC2001

MC2001　2006/07/09現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2067を、1991（平成3)年12月18日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は淡緑色、長イスは茶系色、車端部のイスは灰色、妻窓は1段下降式。MC2002＋TC2211、MC2003＋TC2214と共に、旧形車置替えの第1陣としてデビューした。入線当初よりTC2212と固定編成を組んだ。
　しばらく2両固定編成としてラッシュ時等に活躍し、1996（平成8)年の全列車ワンマン化の際にはワンマン対応改造も受けた。しかし、種車の車齢の関係からか状態が良好ではなく、次第に予備車として待機することが多くなり、2002（平成14）年12月の全列車2両化を機に、TC2212と共に休車となることが決まった（不足する分は3000形を2両固定編成化することで補った）。同年11月28日を最後に営業運転を退き、翌月には常北太田駅2番線奥へ疎開留置され、そのまま廃止を迎えた。最終留置および解体は常北太田駅構内。2006（平成18）年7月6日に撤去された。
　

休車直前は予備車で出番が少なかった（2002年11月　鮎川）	当時はラッシュのみ稼動 （2002年7月　常北太田）	前照灯は前年夏に撤去 （2006年2月　常北太田）	解体着手直前の姿 （2006年4月　常北太田）
	内装が運び出された （2006年5月　常北太田）	静かに撤去の時を待つ （2006年7月　常北太田）	台車と床が無残に放置 （2006年7月　常北太田）