日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

現行車両リスト◆点描・廃止前後◆管理人室

日立電鉄線ファン　MC2002

MC2002　2006/06/18現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2080を、1991（平成3)年11月26日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は淡緑色、長イスは赤色、車端部のイスは灰色、妻窓は2段サッシ。当初よりTC2211と固定編成を組んだ。
　当初はオリジナルカラーであったが、2002（平成14）年10月に宝酒造のボディー広告車となり、側面腰板部に広告ステッカーを貼り付けた。なお、TC2211よりも貼り付け作業が4日遅れたため一時的に前後車両で外観が異なっていた。翌2003（平成15）年5月に、TC2211と共に広告デザインを若干変更し、その後は日立電鉄線の最終営業日まで同一形態で走り続けた。ちなみに、初代の広告デザインは2003（平成15）年3月に行われた「磯出大祭礼」にちなんだデザインとなっており、組成相手のTC2211も同デザインが施された。最終留置及び解体場所は常北太田駅構内。解体撤去は2006（平成18）年6月上旬。
　

オリジナルカラー時代のMC2002（2002年7月　常北太田）	初代の広告デザイン （2002年11月　常北太田）	2代目の広告デザイン （2003年5月　常北太田）	解体着手前の姿 （2006年2月　常北太田）
	最後に見せた連結面 （2006年4月　常北太田）	アスベスト除去作業中 （2006年4月　常北太田）	撤去直前の姿 （2006年6月　常北太田）