日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　MC2003

MC2003　2006/07/17現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2069を、1991（平成3)年12月6日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は淡緑色、長イスは赤色、車端部のイスは灰色、妻窓は1段下降式。後述の一時期を除き、入線当初よりTC2214と固定編成を組んだ。
　ワンマン表示灯を追設した以外は、オリジナルスタイルを保ったまま全列車2両化工事も乗り切ったが、検査切れとなった2004（平成16）年5月以降は検査を受けることなく休車となった。しばらく鮎川駅構内側線（1番線奥の常磐線側の留置線）に留置されていたが、翌年3月に久慈浜駅構内に移動している。なお、廃止後の2005（平成17）年10月に台車を関西地方の某私鉄へ譲渡して、その後は解体するまで仮台車を装着していた。この仮台車はモハ11号の台車を改造したもので、旧形電車引退後は、全検や重検の際に仮台車として重用していた。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）年7月14日までに撤去された。
　

入線以来ボディーカラーに変化はない（2002年7月　常北太田）	海側の姿 （2002年12月　常北太田）	廃止前に休車となった （2005年3月　久慈浜）	台車譲渡後の姿 （2005年11月　久慈浜）
	他車と共に内装撤去開始 （2006年6月　久慈浜）	アスベスト除去中 （2006年6月　久慈浜）	車体切断間際の姿 （2006年7月　久慈浜）