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日立電鉄線ファン　MC2004

MC2004　2006/07/17現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2066を、1992（平成4)年8月1日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は白系色、長イスは赤色、車端部のイスは赤色、妻窓は2段サッシ。入線当初よりTC2213と固定編成を組んだ。なお、この編成の導入により、静岡鉄道車以外の旧形2両固定編成が全て引退した。当初から2両編成であったが、1997（平成9）年度までは、MC2005やMC2008が検査入場の時に、MC2009又はMC3021を増結して3両編成を組むことがあった。
　TC2213は増結対応として前面に幌枠を装備していた時期があったが、このMC2004の方は、ワンマン表示灯を追設した以外はオリジナルスタイルを保ったまま最終営業日まで活躍した。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）年7月15日に撤去された。
　

この車両もオリジナルスタイルを保ち続けた（2002年7月　大甕）	車両洗浄後の美しい姿 （2002年11月　大甕）	部品欠落が目立つ頃 （2006年3月　久慈浜）
	車両内装品撤去後 （2006年6月　久慈浜）	撤去前日の夕暮れ時 （2006年7月　久慈浜）