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日立電鉄線ファン　MC2006

MC2006　2006/07/17現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2118を、1992（平成4)年8月1日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は白系色、長イスは赤色、車端部のイスは赤色、妻窓は2段サッシ。後述の一時期を除き、入線当初よりTC2215と固定編成を組んだ。登場後間もなくMC2005を増結して3両編成となって旧形4両固定編成を置換えたが、3両運用消滅後は2両固定編成に戻った。
　1999（平成11）年度下期に、MC2005と固定編成を組んで「呑電日立号」の予備編成として車内外を改装したが、この措置は1シーズンのみで解消した。その後は一般車に戻され、所定の固定編成相手のTC2215と組んだ。「呑電日立号」使用時から呑電（サッポロビール。MC2005と同デザイン）のボディー広告を貼り付けたままであったが、2002（平成14）年5月に、オリジナルカラーのままであったTC2215と共にビア電（同）のボディー広告へ貼り替え、そのデザインを変えることなく廃止まで活躍した。なお、広告の貼り付けに伴い側面の車号が隠れてしまったが、同年10月には車号部分を切り欠いている。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）年7月14日までに撤去された。
　

この広告は2代目。当初は別デザイン（2002年8月　常北太田）	1年中「ビア電」になった （2002年11月　大甕）	廃止直後の無人の駅で （2005年4月　久慈浜）
	車両内装品を撤去中 （2006年6月　久慈浜）	解体直前の他車と共に （2006年7月　久慈浜）