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日立電鉄線ファン　MC2007

MC2007　2006/06/18現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2083を、1993（平成5)年5月6日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は淡緑色、長イスは赤色、車端部のイスは灰色、妻窓は2段サッシ。後述の一時期を除き、入線当初よりTC2216と固定編成を組んだ。また、MC2008が入線した際は3両固定編成となっている。
　2002（平成14）年9月からは2000形としては最初のボディー広告車（ゴルフランド日立南店）となった。デザインの途中変更はなく、TC2216が「磯出大祭礼」のロゴを身に纏っていた時も含めは、編成の前後車両の外観が不揃いであった。
　特記事項としては、2003（平成15）年11月に全検中のMC2009の代用車として車内を改装し（ボディー広告は変更なし）、同年12月から2004（平成16）年2月までMC2008と固定編成を組んで「呑電日立号」に充当されていたことが挙げられる。なお、呑電として稼働中にボディー広告が掲出期限切れとなったため、数日間ではあるがオリジナルカラーで使用されている。結局、MC2007が呑電で稼働中は前後車両の外観が不揃いままであった。その後はTC2216と共に、オリジナル塗装編成として日立電鉄線の最終営業日の朝まで活躍した。最終留置及び解体場所は常北太田駅構内。2006（平成18）年6月上旬に解体撤去された。
　

この頃は重検後に鈑金塗装を施していた（2002年8月　久慈浜）	ボディー広告車に改装後 （2002年10月　大甕）	呑電に充当されていた頃 （2003年12月　大甕）	数日だけの広告なし呑電 （2004年2月　大甕）
	右側のMC3026と休眠中 （2005年11月　常北太田）	他車と共に内装撤去中 （2006年4月　常北太田）	解体完了間際の姿 （2006年6月　常北太田）