日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　MC2010

MC2010　2006/06/30現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2063を、1994（平成6)年5月20日付で改造・入線した片運転台の制御電動車。室内化粧板は淡緑色、長イスは茶系色、車端部のイスは灰色、妻窓は2段サッシ。当初は同日付で入線したMC2009と固定編成を組んだが、間もなく所定の組成相手であるTC2217と組み直した。
　廃止までオリジナルカラーで、改造に伴う外観上の目立った変化はワンマン表示灯のみである。末期は鉄道部予算削減のあおりを受けて鈑金塗装が満足に行われず、塗装がまだら模様の見苦しい外観となった時期もあった。なお、2004（平成16）年4月からは、重要部検査で台車に不具合が見つかったTC2217に代えて、急きょ休車中であったMC3026を組成相手としている。その後は廃止まで予備編成として常北太田駅2番線奥に常駐していた。最終留置及び解体場所は常北太田駅構内。撤去は2006（平成18）年6月中旬。
　

目立った変化はワンマン灯取付けのみ（2002年11月　大甕）	第一線で活躍中の姿 （2002年11月　大甕）	まだら模様の塗装補修 （2003年8月　大甕）	他車と共に解体を待つ （2006年4月　常北太田）
	いよいよ解体に着手 （2006年4月　常北太田）	美しい台車が印象的 （2006年6月　常北太田）	屋根が無残に転がった （2006年6月　常北太田）