日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　MC3021

MC3021　2006/07/06現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2086を、1992（平成4)年11月11日付で改造・入線した両運転台の制御電動車。鮎川方に営団地下鉄の2085の運転台を取り付けた。当初からワンマン運転対応である。長イスは茶系色。なお、3000形は全車とも室内化粧板は淡緑色、車端部のイスは赤色となっている。
　入線当初から3両編成組成用の幌枠が常北太田方に取り付けてあったが、実際に活用したのはしばらく経ってからである。3両組成時はMC2004＋TC2213の鮎川方に連結された。ただし、これはMC2009が検査等で入場した時に限られ、基本的には営業運転を引退するまで単行列車に充当されていた。MC2007が臨時入場した際、数日間だけTC2216と固定編成を組んだが、正確な記録は残っていない。
　列車本数の削減が顕著になってきた2002（平成14）年度にはほとんど予備車となって、同年10月にMC2005と共に休車となった。このため2両固定化改造は施されていない。最終留置及び解体場所は常北太田駅構内。2006（平成18）年7月1日までに撤去された。
　

常北太田方は当初から幌枠付き（2002年8月　常陸岡田）	休車直前で営業中の姿 （2002年10月　大甕）	廃線後部品を一部撤去 （2006年2月　常北太田）
	車両内装品を撤去中 （2006年5月　常北太田）	アスベスト除去作業中 （2006年5月　常北太田）