日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立線電鉄ファン　MC3023

MC3023　2006/06/12現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2120を、1993（平成5)年9月1日付で改造・入線した両運転台の制御電動車。鮎川方に営団地下鉄の2119の運転台を取り付けた。当初からワンマン運転対応で、長イスは赤色となっている。
　入線当初は幌枠がなく単行運転専用となっていたが、2両固定化工事の対象となり2002（平成14）年10月に常北太田方へ幌枠を取り付けた。また、相棒となったMC3025と固定編成化する際に、車体色を日立電鉄線の旧標準色であるオレンジとクリームのツートンカラー変更した（新塗色での営業開始は翌年2月）。この塗り色変更は話題となったこともあって、比較的高い使用頻度を保ったまま日立電鉄線の最終運行日まで活躍した。
　最終留置場所は久慈浜駅構内。2005（平成17）年12月に茨城県日立市内の個人宅に搬出された。
　

オリジナルカラー時代の幌枠なし前面側（2002年7月　鮎川）	幌枠取付直後の姿 （2002年11月　大甕）	固定編成化準備中 （2003年2月　久慈浜）	保存されたMC3023 （2005年12月　日立市内）
	営業運転開始直後 （2003年3月　大甕）	廃止直前の最後の華 （2003年3月　大甕）