日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　MC3027

MC3027　2006/07/12現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2074を、1995（平成7)年5月1日付で改造・入線した両運転台の制御電動車。鮎川方に営団地下鉄の2061の運転台を取り付けた。当初からワンマン運転対応で、長イスは茶系色となっている。この車両の増備をもって旧形車の置換えは完了した。
　入線当初は幌枠がなく単行運転専用となっていた。2002（平成14）年5月に日立電鉄として初めてのボディー広告電車（はぎや旅館）となり、更に同年10月に鮎川方へ前面幌枠を追設、12月にMC3026と固定編成化された。なお、翌年春にはMC3022と部品（台車と推定）の振替をしている。
　廃止に向けて列車本数を削減した2004（平成16）年3月に休車となって鮎川駅構内に留置されていたが、翌月、固定編成相手のMC3026が休車解除となる際、一緒に久慈浜駅へ回送されそのまま廃線を迎えた。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）7月12日までに撤去され、台車は関東地方の中小私鉄へ売却された。
　

ボディー広告車として活躍を始めた頃（2002年7月　大橋）	幌枠取付け直後の姿 （2002年10月　南高野）	2両化後も広告は継続 （2002年12月　大甕）	部品振替のため入場中 （2003年3月　久慈浜）
	廃止後も変わらぬ外観 （2006年3月　久慈浜）	解体着手直後の姿 （2006年6月　久慈浜）	この数日後、姿を消した （2006年7月　久慈浜）