日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　TC2214

TC2214　2006/07/21現在◆車両の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2068を、1991（平成3)年12月6日付で改造・入線した片運転台の制御車。室内化粧板は淡緑色、長イスは茶系色、車端部のイスは赤色、妻窓は1段下降式。当初よりMC2003と固定編成を組んだ。
　2003（平成15）年5月に、休車となっていたTC2212のフランジ塗油器を鮎川方の台車に設置した。2002(平成14)年12月の全列車2両化後の活躍は短く、廃止に向けて列車本数が削減された翌年4月限りで営業運転を退き、休車扱いとなっていた。なお、休車中の留置場所は長らく鮎川駅構内であったが、廃線の直前に久慈浜駅まで回送されている。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）年7月14日までに撤去。解体着手の前に、方向幕灯、ワンマン表示灯など、部品の一部を売却予定だったMC3025に譲っている。
　

入線以来ボディーカラーに変化はない（2002年7月　常北太田）	海側の姿 （2002年12月　常北太田）	鮎川方に塗油器を追設 （2003年5月　久慈浜）	休車中は鮎川で休眠 （2004年5月　鮎川）
	表示灯をMC3025に譲渡 （2006年2月　久慈浜）	内装撤去が始まった （2006年6月　久慈浜）	数日後に解体された （2006年7月　久慈浜）