日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　TC2216

TC2216　2006/06/30現在◆形式の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2088を、1993（平成5)年5月6日付で改造・入線した片運転台の制御車。室内化粧板は淡緑色、長イスは赤色、車端部のイスは灰色、妻窓は2段サッシ。当初よりMC2007と固定編成を組んだ。
　入線当初は前位側にも幌枠を装備しており、MC2008が入線するとこれを編成の常北太田方に増結して、3両編成の中間車となった。3両編成が廃止となった後は先頭車に返り咲き、幌枠をTC2213と同様の理由から2002（平成14）年に撤去している。なお、固定編成相手のMC2007が車両不具合となった一時期、常北太田方に幌枠が付いていたMC3021と固定編成を組んでいたことがある。また、やはりMC2007が「呑電日立号」へ充当されていた時期には、予備車となっていた。入線時及び廃止時はオリジナル塗装であったが、2003（平成15）年3月〜5月の2ヶ月間は日立エンジニアリングのボディー広告車となり、「磯出大祭礼」にちなんだ派手なロゴを身にまとっていた。最終留置及び解体場所は常北太田駅構内。2006（平成18）年6月21日に撤去された。
　

重要部検査中の姿。幌枠は撤去済み（2002年9月　久慈浜）	重要部検査出場直後の姿 （2002年11月　大甕）	広告車時代の山側 （2003年3月　鮎川）	広告車時代の海側 （2003年3月　大甕）	オリジナルに戻った後 （2003年5月　大甕）
	廃止後は部品が欠損した （2006年2月　常北太田）	内装品の撤去完了後 （2006年4月　常北太田）	車体切断も間もなく完了 （2006年6月　常北太田）