日立電鉄線ファン（新着情報）◆事後ニュース

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日立電鉄線ファン　TC2217

TC2217　2006/07/21現在◆形式の解説と車内銘板はこちらを参照

　営団地下鉄の2065を、1994（平成6)年4月15日付で改造・入線した片運転台の制御車。室内化粧板は白系の淡緑色、長イスは茶系色、車端部のイスは灰色、妻窓は2段サッシ。固定編成相手はMC2010。当初は同じ日付で入線したMC2008と組んでいた。なお、1ヵ月後に入線したMC2010は当初MC2009と2両固定編成を組んでいたため、TC2217が所定の編成を組んだのはMC2008が3両編成に組み込まれた後のことである。
　1996（平成8）年にワンマン表示灯を追設した以外は外観に変化がない。なお2003（平成15）年夏に鈑金塗装を施工する計画であったが、予算の都合によりMC2010と共に「あばた状」の仕上がりとなっている。2004（平成16）年4月、久慈浜工場最後の入場車として検査中に台車の致命的な不具合が見つかり、出場することなく休車となり廃止を迎えた。最終留置及び解体場所は久慈浜駅構内。2006（平成18）年7月12日までに撤去された。
　

朝夕のラッシュ時のみ稼動していた頃（2002年7月　常北太田）	ドア回路改造直後 （2002年11月　大甕）	鈑金塗装実施直後 （2003年8月　常北太田）	重検中に休車となった （2004年5月　久慈浜）
	廃止後も同じ留置場所 （2006年2月　久慈浜）	内装撤去が始まった （2006年6月　久慈浜）	静かに解体を待つ （2006年6月　久慈浜）